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Marianne Faithfull



マリアンヌ・フェイスフル主演映画、『やわらかい手』が東京だけですが公開されている模様。

マリアンヌ・フェイスフルは貴族の家系出身のイギリス人、美術商と結婚。ローリング・ストーンズ達とケンブリッジのパーティーで出会ったのが運のツキ、シンガー、女優として、またミックジャガーの愛人として、60年代のミューズだった女性。

アランドロンと共演した、『あの胸にもう一度』での彼女はルパン3世の峰藤子のモデルとされている。

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アンナ・カリーナ、ニコ、B.B. ジェーンバーキン、イーディ、女が綺麗で可愛くてお洒落であんまり強すぎなくて、自由で、でも実は強くて、いい感じだった時代だと思う。というか自由であるという事を模索してきた女の開拓時代ではなかろうか。だから失敗も多い、へんてこな女も多い。パリスさん、ケイトさんなども、この時代の女と比べればただの模倣にしか見えぬ。


マリアンヌさん、時代の寵児となった後、あの時代にはありがちな、ドラッグ中毒、真っ逆さまの転落人生。そこから這い上がってきた彼女。今度の『やわらかい手』映画主演のニュースは嬉しかった。ずっと注目を浴び、舞台で主演をはるのは至難の業である。
最強なのは勿論マドンナである。あ、松田聖子も。


残念な事に、死んでしまった人もいる。ゴダール『勝手にしやがれ』のジーン・セバーグ。
1流モデルから女優、シンガー、アランドロンの子も産み、ヴェルベットアンダーグラウンドのメンバー(アンディヲーホールのバナナの有名な奴の1曲目を歌う)だったこともあるという壮絶人生の手本ニコもかなり凄い状態の晩年で、誰もがドラッグで死ぬと思っていただろうに、自転車でコケて頭を強打したのが死因だった。まるで肝硬変で亡くなると思ってたら階段でコケてた中島らもさんである。(ガマの油じゃなくて良かったですね)びっくりだけどあんまりがっかりしなくて、悲劇的でないのは救いであると思う。


そんな彼女を歌った曲。美しいと言われる事に嫌悪感を感じていたという美しい若い頃から晩年までのニコの映像と(中身で勝負したかったんでしょうか。)マリアンヌの歌。デビューの頃の天使の歌声ではないけれど、良い声です。


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