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尊敬する女性

新年あけて早々、美容室の1月2月は閑散期であります。バーゲンセールに休暇、お金沢山使っちゃいますもんね。おまけに寒いから、ま、いっか、と放置したりして。いけませんよ〜。混雑がお嫌いな方、今ならかなりスムーズに予約取れます。ぜひどうぞ。笑

春の確定申告で開店して何年かは、たまった1年分の帳簿を年が明けて泣きながら一気にやったりしてましたが、最近はそんな事もなく。時間もあるし寒くてお外にも行きたくないしで、新春は何かオタクな事に没頭することにしています。

そしたらば丁度本屋さんで塩野七生さんの本を見つけて思い出した、読みかけのローマシリーズ。


ローマ人の物語〈9〉― 賢帝の世紀



キリスト誕生前のユリウスカエサルの時代から、ローマ帝国の歴史を実際の資料にもとずいて書かれた、歴史小説です。作者の個人的推測や意見はそう記されています。2千年も前のカエサルやハンニバル、クレオパトラ、歴史上の人物が塩野さんの肉付けによって姿まで想像できちゃうくらい生き生きと頭の中で動き始めます。

この『賢帝の世紀』で先に進めなくなっていたのです。歴史ものって動乱の時代が面白いに決まってる。賢帝というだけあって平和で大きな動きがない。こういうのは時間がある時じっくり我慢して読んでるとだんだん面白くなるんだろうな。今がその時かな。笑

塩野七生さんは、何年か前、一回りも若い青年に勧められて読んではまった作家です。イタリア旅行の前に読みふけりました。
女性の物書きで特に好きな作家はいないのですが、彼女には無条件降伏というのもはばかられる土下座状態。女特有の感情的、主観的な視線だけでモノを言わない、ミーハーでメジャー主義。しかしながらちゃんと色気と耽美、毒の味、その匙加減を熟知しておられる。と感じます。近頃あまり見られない、品格、スタイルとは何かの勉強になります。敬愛しております。

去年1年はいかに自分を制御するか、を常に考えていましたが、春までちょっと時々、自分の内面深ーく静かに沈んで遊ぶ時間も作ろうと思います。まあこれ、1番の心の栄養ですね。



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