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入園式


たまたま3歳児のお父さんお母さんのお客様が多いのでしょうか、この春は先週から毎日の様に3歳のお坊ちゃまお孃ちゃまがたくさんご来店されています。


ワタクシの身内や子守りをさせられるような近しい友人には男児が多く、子供相手というのは常に 『ゴルアー!やめなさい!それは触るな!おとなしくしていなさい!ゴルア!』の禁止の言葉を連発するのが普通だと思っていましたら、何人かの女の子ちゃんの大人しく良い子ちゃんぶりにはびっくりしました。また、小さい頃からウギャー!と大暴れで非常に苦労して切っていた男の子ちゃんも、『オレは幼稚園に行くんだだからオレオレオレ頑張るぞ!』という自覚からか、一生懸命(嫌なのをこらえて)良い子ちゃんにしているのが健気であります。お子様のほうが、男女の個性が際立っていて、こんなに元気に産まれてきたのに草食になってしまう男子ってのはやはり環境なのかと思ってしまいます。

とはいいつつ、女の子ちゃんに潜むすでに女の影に、おお!女は産まれたときから女なのだ、と妙に感心してしまいました。それと同時に、宮崎駿や、ルイス キャロルやナボコフ、そこまでじゃなくても谷崎、川端が魅せられ、物語にしたくなるような、ちいさな女の子の不思議ちゃんと魔性ぶりにもおおいに驚愕したのであります。

そんな事をいっているワタクシも確か女の子ちゃんな筈なのですが、毎日生傷と泥んこというかなり腕白な幼年時代を過ごし、年月と共に、女の子ちゃんというよりオバさんというより、おっさん化が激しく、春ですので少しは女子度を上げねば、と焦るこの頃。

私が20代の終わり頃、バブルがはじけ、土曜日に学校に行かなくなった子供達が、今や成人しています。

その頃思いもしなかった、いや、ほんのちょっぴり囁かれていた、眠れる獅子が本当に目覚め、日本や世界の構造が変化しました。

この3歳ちゃん達が大きくなった頃、どんな世の中になっているのでしょう。春眠暁を覚えずのボヤーとした頭で一生懸命考えますが、なかなか未来は見えないものです。


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